毎日キッチンで食事をつくる。
それも朝、昼、夜と。
特に炒め物や焼き魚、お肉の料理など、油の煙を逃がす為のキッチン換気扇。
そのキッチン換気扇の下で、
料理の工程や衛生面を考えて、包丁・ボール・まな板などを洗っています。
食べた後はそのお皿も洗う。
それも毎日、洗う。
絶対にその日に洗ってるはずなのです。
食事後にね。
なーのに、
なーぜだか、
キッチン換気扇は何年もお掃除をしないのは何故でしょう。

毎日、換気扇の内部をお掃除なんて無理だよ~~~
そうですね。
毎日なんて無理なんです。
1か月に1回もしないでしょうね。
では、どうしたら良いのか。
キッチン換気扇の内部は、1年に1回は必ずしましょう。
だって5年もキッチン換気扇のお掃除してなかったら、
油汚れがビッシリでお掃除となると4~5時間くらいのお掃除になるよ。
換気扇のお掃除で半日の時間を無駄にするのであれば、
1年に1回お掃除してたら1時間も掛からないくらいでキレイになるよ。
これからお話しする事は5年お掃除もしていない、キッチン換気扇の内部のお話しです。


換気扇内部のお掃除手順は3つ
キッチン換気扇のお掃除手順は
- 整流板を外してお掃除
- フィルターを外してお掃除
- シロッコファンを外してお掃除
この3つでキレイになります。
清掃の工程自体は単純なのですが、汚れの付き方で清掃時間が変ってきます。
油汚れがひどいと4時間くらい、
ひどく無ければ30分から1時間程度です。
これだけの差が発生します。



それでは5年間お掃除していない換気扇をキレイにしていきましょう。
どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
早速、先ほどの3つの手順通りにお掃除していきましょう。
汚れを除去する洗剤としてはオイルハンターストロングという、
アルカリ性のph値が強い洗剤を使用します。


この洗剤。
かーなーり
強烈に
油汚れを取ります。
5年分の油汚れも、なんのそのです。
必ず耐油性の長手袋を使用してください。
オイルハンターストロングは18ℓと、4ℓを販売していますので、
4ℓを購入して下さい。
1.清流板を外してお掃除
キッチン換気扇には色々なタイプがあります。
今回お掃除したタイプは上記画像のタイプです。


□赤の部分、外見はキレイに見える整流板ですね。
整流版の裏側も汚れているのでお掃除します。
2.フィルターを外してお掃除


整流版とフィルターが、一体型の換気扇になります。
なので、先ほどのお掃除手順で言う1.2は解決します。
この換気扇の整流板を外してみると、


やはり少し汚れています。


この部分のパーツを外します。
3.シロッコファンを外してお掃除


シロッコファンのつまみには、大抵どちらに回すと外せるかの表記があるので助かります。


シロッコファンとは、多くの羽を回転させて油を外に逃がすためのプロペラみたいなものです。
このシロッコファンを取り外すときは、真ん中のつまみをネジとは逆方向に回しましょう。
もう少し分かりやすく説明すると、シロッコファンを時計と逆に回しながら真ん中のつまみを時計回しにすると、
簡単にシロッコファンは取り外せます。


シロッコファンを取り外したらこの様な汚れ具合でした。
5年の汚れ具合としてはそんなに汚れてないですね。
5年分の汚れのお掃除開始


取り外したシロッコファンをスチール缶に入れ、バケツヒーターで50度くらいのお湯にします。
このお湯でシロッコファンに取りついた油汚れをやわらかくします。
熱を与える事によって油汚れが柔らかくなるのです。
このスチール缶の中にも適量のオイルハンターストロングを入れることによって
汚れを取る時間短縮になります。


換気扇ダクト内はやはり5年分の汚れ具合です。
油の量によっては5年でも、もっと汚いご家庭もあるでしょうし、そんなに汚れていないご家庭もあるでしょう。



半日コースのお掃除になります~~~。
大変ですが、キレイにします。
今回のご家庭は油汚れが焦げ状態になっていて汚れを取るのに時間が掛るケースです。


まずはヘラで頑固な焦げた油を除去していきましょう。


油で固まった固形物の焦げをヘラで削りましょう。
固形物の焦げをヘラで取りつつ、油汚れ用の洗剤を吹きかけてまたヘラで除去していきます。
この工程を汚れが無くなるまで何度もくりかえします。
今回は、このダクト内の清掃だけで1時間掛かっています。



かなり大変です!


シロッコファンは先ほどスチール缶の中で40~50度のお湯で温めていたので、油汚れが柔らかくなっています。
それを、
「親方棒」と言われる、シロッコファンの羽部分をこの棒で油汚れを削っていきます。
この「親方棒」は、シロッコファンの羽をお掃除しやすく計算された棒となっております。
凄く使いやすく油汚れをゴッソリ取ります。
大変貴重な棒です。


「パルスイクロス」という油汚れに特化したクロスをつかってレンジフードをお掃除していきます。


洗剤を使わなくても、パルスイクロスで拭き取るだけで軽い油汚れを取ってくれる、凄いクロスです。


油汚れを拭き取ったあとです。


油汚れを水道水だけで洗った後です。
パルスイクロスが油汚れでガッツリ付着しても、油汚れ用の洗剤を付けて水道水で洗うときらりんキレイになります。
この親方棒とパルスイクロスがあれば、キッチン換気扇のお掃除は大幅に時短になります。
油汚れ5年間していない、清掃前と清掃後








キッチン換気扇の5年分の汚れは大変でした。
まとめ
キッチン換気扇5年分の汚れは大変です。
9時からお掃除始めて12時に終わりました。
3時間かかりました。
半日を費やすお掃除になりました。
1年に1回キッチン換気扇をお掃除すれば1時間くらいで終わります。
5年分の汚れはかなりの油汚れと焦げがヒドイため、それを除去するための道具を揃えなくてはいけません。
1回ガッツリとキッチン換気扇の5年分の汚れを取って、1年に一回のお掃除を心掛けをしましょう。
キッチン換気扇の内部の部品を取り外す工程も以外とカンタンなので、是非皆様トライしてみて下さい。
部品の外し方が分からない方はコメント欄にてご記入下さい。
必ず返答します。
5年分の汚れを除去するには3つの道具が必要です。
- 親方棒
- パルスイクロス
- オイルハンター
この三種の神器があればかなりのお掃除が時短できます。



熱いお湯があれば、こびりついた焦げや
油汚れを除去しやすくなります。
40度くらいのお湯があれば、油汚れが柔らかくなりお掃除しやすくなります。
きらりんからのメッセージ
キッチン換気扇のお掃除って大変だって思う方は、何年もお掃除していない方です。
1年に1回お掃除をすれば1時間くらいでキレイになります。
そしてメチャクチャ簡単にキレイになります。
「換気扇内部の部品を外すのって大変でしょう?」
って皆様言われるのですが、意外と簡単なんです。
そういう風にメーカーさんも換気扇を作っているのです。
でーすーが、
ご高齢の方や少し背の低いお方は、換気扇内部の部品を外すのと、
お掃除に関しては脚立が必要になってきます。
脚立を使う事はケガをする事につながりますので、少しでも危ないと感じたら清掃業者さんを
呼んでください。
清掃業者さんのキッチン換気扇のお掃除は¥10,000~\15,000くらいになります。
それでは、皆様がきらりんと輝ける一日をお過ごしください。


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