パナソニックのNA-FR80S1の洗濯機を分解してみたよ。
パナソニックの洗濯機の機種では上位の機種です。
分解するには少し難しい洗濯機です。
なので、
洗濯機の分解は自己責任でお願いします。
分解して故障しても、きらりんのサイトでは保証しません。
NA-FR80S1 の洗濯機の分解に必要な道具はこれです。
- プラスドライバ-
- 荷積みベルト(トップカバーを支える道具)
- 大きめのプラスドライバー
- ネジとワイヤー(パルセーターを外すための道具)
- ハンマーレスフランジナット回し
- インパクトレンチ
- ギヤプーラー
NA-FR80S1 の洗濯機の分解 の前に必ず試運転をして下さい。
正常に動作しているか、異音がしないかの確認です。
分解して組み立て後に何か変だな~では困ります。
トップカバーの分解

洗濯機の後ろ赤○の部分左右にネジがあります。
そしてこの真下の後ろ、下の画像部分にもネジが左右にあります。
黒○の部分は最初のネジ位置のところです。

そして洗濯機の前方の左右にもシールでネジを隠しています。

計6個のネジでトップカバーは分解できます。
NA-FR80S1 のトップカバーを分解する時は、後方部分を少し持ち上げて前方部分の手前に
引いて持ち上げると分解できます。

トップカバーを持ち上げる時かなり重要な事これから説明するよ
トップカバーを持ち上げる際には絶対に下の画像の場所の部分に気を付けながら持ち上げて下さい。


黒➡は、脱水層の揺れが激しい時制御するための物です。
折らない様に気を付けましょう。
赤○は水位センサーで、本体から外れると洗濯機の水の量が制御できなくなり、洗濯機から水が溢れだします。
絶対に水位センサーが外れない様にトップカバーを持ち上げましょう。
NA-FR80S1 はパナソニックの上位機種になり、トップカバーを持ち上げる時に、水位センサーの遊びが無くてトップカバーが持ち上げにくいです。


パナソニックの7.0Kgあたりの洗濯機の機種から、水位センサーに余裕がありません。
この後に分解する脱水層を取りやすく出来るくらいにトップカバーを開けなければいけません。


上記画像は、洗濯機の裏の鉄板をはずして水位センサーの画像の赤○部分に白いもので止められてる所の
ちょうどその裏側部分になります。
ポチっとしたものがあるので、それをラジオペンチで掴んで中に入れてあげれば、水位センサーのホースに余裕ができてトップカバーが上げやすくなるはずです。
この機種には、乾燥用のホースもトップカバーから繋がっているのでそれも外しましょう。


どういう風に銀色部分のリングが止めてあったかを必ず確認してからホースを外しましょう。
脱水層の分解



さーていよいよ脱水層を分解するよー!


乾燥用ホースと繋がっていた脱水層のカバーは、ネジで止まっているのでそれを全部取りましょう。


洗濯槽の下にあるプロペラみたいな物がパルセーターです。
これで洗濯物をぐるぐると回しています。
真ん中にあるネジを取りきらないで、少しだけ残してここを指でつまんで取りましょう。
取れない場合は下の記事をご覧ください。




パルセーターを外すと、38mmのナットが出現します。
これをハンマーレスフランジナット回しで外します。
インパクトレンチでもいいのですが、かなりのパワーが無いと外れません。
確実にはずしたいのなら、ハンマーレスフランジナット回しです。


ナットを外したら、手で脱水層を持ち上げてもは分解できないことが多いです。
その時はギヤプーラーを使って外しましょう。
三つ爪と二つ爪のギヤプーラーがありますが、きらりんは、二つ爪のギヤプーラーが相性が良いです。


インパクトレンチとギヤプーラーを使って脱水層を持ち上げていきます。
脱水層を持ち上げて洗濯機から分解する際は、必ずトップカバーの開き具合と、水位センサーのホースの伸び具合に気を付けながら、脱水層を取り外して下さい。



何度も言うけど水位センサーのホースが外れると大変な事になるよ!





脱水層を取り外しできたーーー!
さらに脱水層を分解
脱水層をさらに分解していきます。


脱水層の白い上の部分をバランサーと言います
この白いバランサーの中には食塩水が入っていて、洗濯機の中で脱水層のバランスを保つ為の物です。
バランサーを壊さずにインパクトドライバーでネジを外していきます。


中のパーツもネジで止まっているの、これも脱水層から分解していきましょう。


こんな感じで細かいパーツも分解できました。
洗浄したいのであれば
ここまで NA-FR80S1の洗濯機 を分解できたのであれば、洗浄してきらりーんとしたいですよね。



きらりんみたいに、きらりーんと光らせてくれ!



きらりんは、カビクリーナーを使ってきらりんと綺麗にしていくよ。


このカビクリーナーをスプレーヤーで吹き付けて放置するだけでも、汚れが簡単に落ちます。
吹き付けて放置と言っても時間の掛かる作業になります。
出来る事ならば、小型の高圧洗浄機があると良いのですが、一般のご家庭にそんなものがある訳がない。
ならば水道のホースとガンがあれば、このカビクリーナーを使って時短を狙うのも良しです。


NA-FR80S1 の洗濯機脱水層のステンレス部分は丸い穴がいっぱいあって、タオルなどで汚れを取ることは困難です。
なので、ステンレス層に傷付けない程度のブラシなどがあると良いです。
もちろん、カビクリーナーを吹き付けてからね。


脱水層の裏はこんな感じで、洗剤の残りカスが付いています。
この洗濯機の脱水層の裏はまだ綺麗な方です。
この汚れを取るにもカビクリナーを吹き付けて放置でも良いのですが、水道ホースのガンも使って汚れを吹き飛ばして
下さい。
まとめ
NA-FR80S1 の洗濯機の分解は少し難しいです。
分解から洗浄、そして組み立てに3時間半くらいです。
ですが・・・
洗濯機の分解は、自己責任です。
洗濯機を分解するには必要な道具が多くなってしまいます。
その為、必要な道具をそろえる金額が業者に依頼する金額より上回る事でしょう。
分解してお掃除をしたいのであれば、業者を依頼することをお勧めします。


洗濯機清掃代金は¥12000~¥18000くらいの相場でしょう。
今回用意した道具は
きらりんからメッセージ
今回は NA-FR80S1 の洗濯機 の分解方法と洗浄の仕方を紹介しました。
NA-FR80S1 の洗濯機 の分解は少し難しいです。
難しいところは、水位センサーのホースの余裕のなさですね。
洗濯機の裏の鉄板を外す工程が一つ増えるので面倒臭いです。
お掃除となると、高圧洗浄機やブラシ類、カビ除去剤が必要になります。
高圧洗浄機がなくてもお掃除できますが、多少時間がかかるでしょう。
作業場所としては、浴室でもいいのですが、ご自宅の車の駐車スペースなどがおススメです。
洗濯槽が気になり、ご自身で周期的に分解して清掃をしてみたい方はぜひ、道具をそろえてみてはいかがでしょうか。
それでは、きらりんな一日をお過ごし下さい。
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